今回は昨年実施できなかったボーイ隊によるオーバーナイトハイクを実施しました。
夕方の18時に玉川学園コミュニティセンターに集合し、地図を見て計画を立てた後、夜21時頃から翌日の朝にかけて「江の島」から「こどもの国」近辺まで徒歩でハイクします。
このイベントは、自分だけで歩くのではなく、学年や体力が異なる他のメンバー(小学5年生から中学3年生まで)と一緒に歩くことでメンバー同士の協調性を高め、助け合うことの重要性を感じることができます。そして、途中、体の痛み、睡魔によって逃げ出したいタイミングが何度もきますが、励まし合い、それを乗り越えた後の達成感は子供達にとって一生の宝物です。
私も同行しましたが、大人の私でさえ何度も逃げ出したい衝動にかられました・・・(笑)
以下に活動詳細を順にご説明します。
まず、玉川学園駅から電車で江の島駅に到着し、ここからスタートです。
ベンチャー隊の先輩方には、コースを先行して歩いて頂き、目印となる「ポイント」に旗を作成してもらいました。休息ポイントでは様々なイベントを企画してくれました。崖から降りた後にロープを回収する方法等ロープワークの問題や物の長さの測り方を学びました。
そして、深夜0時には有り難いことに隊長・リーダーから熱々のカップラーメンの提供がありました。おかげで体が温まりました。そろそろ睡魔との戦いが始まります。
このコースは桜並木が続く道があり、ちょうど桜が満開の時期でライトアップされた綺麗な桜を眺めながらひたすら歩きました。
明け方に近づいてくると、ポイントで足を止めるとどこでも眠れるようになりますが、必死でこらえて歩き続けます。特に朝の3時〜4時くらいがきつかったと思います。
最後の力を振り絞ってゴールまで歩き続けます。
そしてついに、全員ゴールできました!!!
怪我もなく、元気にゴールすることができました。体の痛みと睡魔に打ち勝ち、ゴールに到着した達成感は一生忘れられないでしょう。
最後は、団の皆様、保護者の皆様が朝の5時から準備してくださった、激ウマうどんをお腹いっぱい食べて元気を取り戻しました。ご準備いただいた皆様、本当にありがとうございました。きのこの出汁が出てプロ級な美味しさの野菜たっぷりうどん、最高でした。
ベンチャー隊の先輩達はボーイ隊よりもだいぶ早くゴールしており、余裕な顔でうどんを食べてました。さすがですね。彼らならこのまま江の島まで歩いて帰れるかも・・・
このイベントは非常に辛い体験をするので子供たちにとって大変なイベントだと思いますが、大げさですが人生とちょっと似ていて、ゴールに向かって様々な困難をみんなと協力し合って達成する、という経験ができる非常に素晴らしいイベントだと思います。この2日間で、メンバー同士の絆がより深まり、達成することで大きな自信に繋がったと思います。
ボーイスカウトの良さは、チームで協力して困難に打ち勝つ、というマインドを実体験から学べることだと思います。同行した私もそのような子供たちの変化・成長を横目で見て、とても学ばせてもらったイベントでした。
ご準備いただいた皆様、本当にありがとうございました。完走したボーイ隊の皆さん、おめでとうございます!そして、お疲れ様でした!
0コメント